小学校教員の確保へ 地域教員枠を設置 広島大
NEWS 広島大学教育学部は令和9年度入試から、県内に高度な専門性を持つ小学校の教員を確保しようと、「地域教員希望枠」を総合型選抜で設ける。広島県内で教員として働きたい高校生が対象で、出願には大学が提供する教育プログラムを事前に受講していることが必須となる。教職大学院への進学を前提とする。
プログラムは県内の教育について知るセミナーや、子どもとの関わり方を学ぶサマースクールへ参加してもらうもので、受験前から教職への理解を深めてもらう。また合格者には、入学までの間に学部が提供するオンデマンド講義の受講も求めるなど、早期から専門性を高める。
10人を募集する。入学者選抜は書類と面接で行う。

