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不登校のきっかけ、本人の事情も多く 保護者対象にベネッセ調査

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 不登校を経験した子どもの保護者に、そのきっかけを尋ねたところ、学校側の状況と共に本人の体調・特性も大きかったことがベネッセコーポレーションの調査で分かった。複数回答で調べた。小学生の1位は「感覚の過敏さや集中のしにくさなど、発達特性による不安や疲れ」で37・5%が挙げた。中学生の1位は、「朝起きるのが辛い、体調が安定しなかった」(36・7%)だった。
 同社が提供している保護者向けアプリの利用者(2116人)と、不登校に関する情報を発信しているサイトに登録している人(124人)を対象に昨年11月、調べた。
 保護者向けアプリ利用者に、子どもの登校状況を尋ねた結果では、「現在学校に通えていない(不登校状態にある)」が5・3%、「過去に不登校状態になったことがあるが今は通えている」が5・5%で、1割強の家庭で不登校を経験していた。
 「不登校状態になったことはないが、行き渋りなどの兆候はある」は25・6%が挙げ、「不登校状態になったことはなく、今後も不安はない」との回答は63・6%を占めた。
 不登校のきっかけは、不登校を経験した家庭、不登校が継続している家庭を対象に調べた。小学生の保護者は168人、中学生の保護者は109人が答えた。
 2位以下の回答は、小学生が「クラスメイトとの人間関係がうまくいかなかった」(36・9%)、「先生との人間関係がうまくいかなかった」(32・1%)、「学校の雰囲気やルールに合わないと感じた」(24・4%)、「朝起きるのが辛い、体調が安定しなかった」(19・6%)となった。
 中学生は「クラスメイトとの人間関係がうまくいかなかった」(32・1%)、「感覚の過敏さや集中のしにくさなど、発達特性による不安や疲れ」(27・5%)、「先生との人間関係がうまくいかなかった」(27・5%)、「クラスの雰囲気が合わなかった」(23・9%)との回答が多かった。

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