小中高生の自殺者増、532人
NEWS 厚労省は29日、警察庁の自殺統計に基づいた昨年1年間の自殺者数の暫定値を公表した。小中高生は532人で、過去最多を更新した。全体の自殺者数は、昭和53年の統計開始以降で初めて2万人を割り、過去最少を記録する中、子どもの自殺は増え続けている実態が明らかになった。
大学生や専修学校生なども含んだ学生・生徒の自殺者は1074人。このうち、小中高生532人の内訳は、男子が255人で(前年から16人増)女子が277人(同13人減)。校種別では小学生が10人(同5人減)、中学生が170人(同7人増)、高校生は352人(同1人増)だった。
遺書や生前の言動に関する資料、家族などからの証言を基に、要因を分類したところ、「学校問題」が自殺要因だった人は519人。このうち、「学業不振」が173人で最も多く、「進路に関する悩み(入試以外)」が122人、「学友との不和(いじめ以外)」が80人、「入試に関する悩み」が45人だった。「いじめ」は20人、「教師との人間関係」は8人、その他が71人だった。
いじめの相談窓口は以下の通り。
・24時間子供SOSダイヤル=0120・0・78310
・チャイルドライン=0120・99・7777
・いのちの電話=0120・783・556


