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社会・地理歴史・公民WG 中学社会に分野横断単元を新設

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中教審

 中央教育審議会の社会・地理歴史・公民ワーキンググループは27日、第5回会合を開き、小中高の内容の系統性を高めるため、中学校に、小学校の社会科と高校の地理歴史科・公民科をつなぐ分野横断の単元を新設することが事務局から提案された。「社会への扉」「私たちと社会」「よりよい社会を目指して」の三つで、各分野の学習に入る前に、学習の見通しを持てるようになることを目的とする。それぞれ数時間程度を想定している。
 また、中学校の地域学習についても、地域課題の解決の観点から分野横断的に取り組むこととし、実施時期も柔軟にできるようにする方向を示した。分野横断の単元については次回以降に詳細を議論する。
 会合では、社会科教育の見直しについて委員から発表もあった。米ハーバード大学などで日本史を教えた歴史学者の北川智子氏は、今後の歴史教育は「何を教えるかから、生徒に何を一緒に考えさせるかが論点になる」と指摘。歴史を一つの物語として捉える見方や、ディスカッションを基本とした授業づくりを提案した。

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