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部活動の脳震とう 中高とも2年生で多く

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 全国の部活動で起きた脳震とうについて分析したところ、中学・高校とも2年生の発生件数が多い傾向にあることが分かった。独立行政法人日本スポーツ振興センターや筑波大学などでつくる研究チームが、2月に論文をまとめた。脳震とうは競技の性質だけでなく、学年によっても起こりやすさが異なることが明らかになった。
 調査では、平成24年度から令和4年度までの「災害共済給付制度」の記録を基に、脳震とう1万2158件を分析した。脳震とうは、頭を強く打った衝撃で脳の働きが一時的に乱れるけがで、頭痛やめまい、吐き気を引き起こす。重症化すると、意識障害や記憶障害につながるおそれがある。
 校種別に見た学年ごとの発生件数は、中学校では2年生が1977件で最も多く、1年生が1318件、3年生が1098件と続いた。高校では、2年生が3125件で最多となり、1年生が2689件、3年生が1453件と続いた。
 今後は、競技ごとの特性に応じた予防教育と安全対策の強化が必要だとしている。

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