子どものネットトラブル防止への関心を広げるため、埼玉県教委は1月22日に「埼玉県ネットトラブル防止サミット2019」を開催する。各学校のネット利用に関する取り組み発表や、生徒同士のパネルディスカッションを行う。
　第1部は、中学校・高校の代表生徒が、ネットを利用するルールなどを学校ごとに発表する。第2部は、生徒たちがネットトラブルの現状などについて話し合う。コーディネーターは、8月の合同ワークショップで指導を行った、スマートフォンを扱う民間企業の社員が務める。
　県教委は、中高生のスマートフォンの所持率が上がっていることを受け、ネット上でのトラブルの増加を懸念。子どもたちにルール作りを促し、意識の向上をねらっている。
　合同ワークショップには県内15校の代表生徒が集まり、ネット利用のルールを作った。その後、各学校で決まりを考え、ワークショップに参加した生徒を中心に周知活動を行ってきた。
　開催場所は埼玉会館の小ホール。事前申し込みは不要で、参加は無料。その他の詳細は、県教委のホームページに掲載している。