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鹿児島県には伝統を学ぶことができるプログラムがある

13面記事

企画特集

川辺仏壇の職人による工芸体験

鹿児島県

 鹿児島県奄美大島発祥で1300年の歴史を持つ「大島紬」はテーチ木(シャリンバイ)染めと泥染めで染めた糸を織り上げたもので、緻密な絣模様や、軽くて暖かく、しなやかで着くずれしないなどの特徴があり、絹織物の最高傑作と言われている。鹿児島県奄美大島にある『大島紬村』と、鹿児島市にある『奄美の里』では、大島紬が生まれた奄美大島の自然と文化・大島紬の製造工程を紹介しており、工場では職人の熟練技を間近で見学できるほか、草木染めや泥染め、手織りの体験を行うこともできる。
 また、昔から仏教と密接な関係があった南九州市の川辺町は仏壇の産地であり、豪華さと堅牢さを併せ持つ仏壇が手作業で作られている。『川辺仏壇工芸会館』では、川辺仏壇の歴史と技術を学べるだけでなく、職人の指導のもとで仏壇に用いられる彫金・蒔絵等の技術を応用した体験ができる。
 教育旅行はこのような伝統を見て、触れて、学べる鹿児島へ。

問い合わせ
 鹿児島県教育旅行受入対策協議会(事務局=(公社)鹿児島県観光連盟内)Tel099・223・5771


大島紬織りの様子

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