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第15回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」表彰式

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 (株)アイデム(代表取締役社長・椛山亮)が主催する第15回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」の表彰式が11月23日、東京・千代田区のホテルニューオータニにて開催された。同コンテストは、総合人材サービス事業を手掛ける同社が子どもたちに働くことの意義や重要性を感じてもらいたいとして実施しているもの。小学生から高校生まで、団体での応募も含めてさまざまな部門で作品を募集し、今年は過去最高となる8274点の力作が寄せられた。

 小学生の部で見事グランプリに輝いた2年生の石川かの子さん(=写真左)は、牛の世話をする酪農家の祖父を収めた作品で受賞。石川さんは壇上で「いろいろ好きなことがたくさんありますが、将来は動物を育てたり助けたりする仕事をしたいと思っています」と力強く語った。

 最後に、写真家として今年度、文化勲章を受章した選考委員長の田沼武能氏は「<写ること>と<写すこと>は違う。写すときにはいろんなことを考えるが、特に被写体の人の気持ち。その都度喜んだり悲しんだりしながらその人と交感する。その点でグランプリの作品には相手の心が写っていた。皆さんこのことをよく覚えておくことでグランプリを目指してほしい」と受賞者たちへエールを送った。
 参加した受賞者、教員、保護者にとって、この勤労感謝の日に、働くことについて見つめるまたとない機会になったことだろう。

 グランプリに輝いた作品は以下の通り。
 小学生の部=石川かの子さん(和光市立白子小2年)
 中学生の部=古川由佳さん(共立女子中3年)
 高校生の部=渡邉剛生さん(豊川高2年)

 詳細、その他の受賞作品は同コンテストのホームページから。「アイデム はたらくすがた」で検索。

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