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ネット上の知人と「会った」小・中学生 40人に1人

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学年上がると割合増
民間調べ

 インターネットを通じて知り合った人に「会いに行ったことがある」と答えた小・中学生は40人に1人ほどいることが教育ネット総合研究所(横浜市)の調査で分かった。関東を中心とする小学生1万3160人、中学生7323人の計2万483人から回答を得た。501人が「会いに行ったことがある」と答えた。
 501人のうち、小学生は186人、中学生は315人だった。学校種・学年別では中学3年生が2264人中163人(7・2%)で人数、割合ともに最多。小学生は3年生と5年生が50人で最も多く、割合は3年生が2・2%で最も高かった。おおむね学年が上がるにつれて、割合は増加傾向にあった。
 「インターネットで知り合った人がいる」と回答したのは小学生が1008人、中学生が1954人。小・中学校ともに最高学年が人数と割合で最も多く、中学3年生が752人(33・2%)、小学6年生が414人(16・6%)だった。この項目も学年が上がるにつれて、割合が増加していた。
 また、本名やメールアドレスなどの個人情報をインターネットに書いたことがあるかを問う項目でも、学年が上がるにつれ「書いたことがある」という回答が増えた。中学3年生は216人が該当し、約10%の生徒が「書いたことがある」と回答した。
 調査は昨年4月から7月に実施。紙媒体のマークシート方式で行った。

 学校種・学年別の回答人数は、

 小学1年生 1778人
 小学2年生 1877人
 小学3年生 2275人
 小学4年生 2335人
 小学5年生 2404人
 小学6年生 2491人
 中学1年生 2801人
 中学2年生 2258人
 中学3年生 2264人

 ―だった。

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