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「早寝早起き」の経験者 人間関係能力高く

2面記事

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青少年教育機構など調査

 子どもの頃に、早寝・早起きをし、朝食をきちんと取っていた人ほど、大人になってからの人間関係能力が高いといった調査結果を国立青少年教育振興機構などで構成する「早寝早起き朝ごはん」全国協議会がまとめた。「近所の人にあいさつができる」などと答えた人の割合が高かった。一方、子どもの頃、早朝に起床し、スポーツを経験したことがあった人も同様に大人になってからの人間関係能力が高いといった結果も出ている。
 同協議会は「早寝・早起き・朝ごはん」を国民運動として、その重要性を訴え掛けるなどしてきた。今回の調査はその効果を探ろうと、18歳から65歳までの人を対象にウェブアンケート方式で実施した。2018(平成30)年11月下旬に、5千人から協力を得た。
 小学生の頃の起床時間帯、朝食の摂取状況を選択肢の中から挙げてもらって点数化し、3層に分けて、他の調査項目との関係を調べた。飲み物だけを摂取していた場合は、朝食に含めていない。
 「近所の人にあいさつができる」などの大人になってからの状況は、「とてもあてはまる」から「まったくあてはまらない」までの4項目の中から一つを選んでもらった。
 「近所の人にあいさつができる」について、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」と答えた人の割合は、「早寝・早起き・朝ごはん」の徹底度が高かった層で86・5%、低かった層が70・6%、中間層が78・6%だった。
 人間関係能力に関する調査項目は他に、「人前でも緊張せずに自己紹介ができる」「けんかをした友達を仲直りさせることができる」「初めて会った人とでもすぐに話ができる」「友達に相談されることがよくある」を設けた。
 同様に4項目の中から一つを選んでもらい、数値化した結果を3層に分けたところ、「早寝・早起き・朝ごはん」の徹底度が高いほど、人間関係能力が高い傾向にあった。
 起床後の活動については、小学生時代に、朝早く起きて行ったこととして、「運動・スポーツ(なわとび・かけっこ・野球等)」が「何度もある」と答えた割合は37・3%、「少しある」は27・2%、「ほとんどない」は35・5%だった。
 人間関係能力に関する調査で3層に分けた結果と照らし合わせると、上位層は、「何度もある」「少しある」「ほとんどない」の順に多かった。

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