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世界初 180度ビデオカメラでオンライン授業を快適に

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教育機関向け割引実施中

 新型コロナウイルス対策のため、学校現場ではオンライン授業が急速に広まった。多くの場合、教員による黒板の前での授業を配信する形だが、画面に映る範囲は限られているため、教員の動きや板書内容が通常の授業に比べ制限されている。そのような中、高性能ビデオカメラ「Jabra PanaCast(ジャブラ・パナキャスト)」(以下、パナキャスト)に注目が集まっている。

高画質な映像で臨場感のある授業を再現
 4Kパノラマ対応のパナキャストは、教員に向けて設置すれば画面映像に黒板の全体が収まるため、教員は画角を気にすることなく動き、板書することができる。カメラの視野角が広いため、児童生徒の「見たい部分が映らない」といった不満もなくオンライン授業に臨める。また、カメラを児童生徒側に向けて設置すれば、画面越しに児童生徒の反応や教室の雰囲気を把握できる。
 通常の広角レンズの場合、画面の端になるほど歪みが大きくなる。しかしパナキャストは、3台の高性能カメラを内蔵し教室にいるすべての人を自然なスケールと角度で撮影。教室内の人数を自動的に検出し、全員が画面に収まるよう視野の幅を調整する。そのため、遠隔地の講師による授業や他校と繋いだ合同授業なども、臨場感を出すことが可能だ。

複数の教室を繋ぎ高い効果
 すでにパナキャストを導入している米国のカーネギーメロン大学では、複数のキャンパス間を繋いでも画面上で教室内が鮮明に映るため、世界中の学生の誰が挙手しても一目瞭然で学生の授業への参加意欲も高まっているという。
 そのほか「講義室の300を超える座席がすべてフレームに収まり、照明の状態を適切に処理し、焦点を合わせ、画像は完璧」(米・ウェスタンシドニー大学)など、導入により学習効果が高まっているという感想が聞かれる。すでに日本の学校でも導入が増えている。
 パナキャストをはじめとしたヘッドセットトップブランドJabraの日本法人GNオーディオジャパン株式会社(東京都港区、安藤靖社長)は12月1日から、教育機関向けにパナキャストの30%割引キャンペーンを実施している。期間は2021年3月31日(水)まで、1台から購入可能。標準価格の8万4000円から5万8800円に割引(税別)。

 Jabra公式HP=https://www.jabra.jp/c/jp/education

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