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福祉避難所の整備―要配慮者のための設備整備―

13面記事

企画特集

多目的に使用できる介助用の「ユニバーサルシート」

コンビウィズ

 内閣府は福祉避難所の確保・運営ガイドラインを令和3年に改定した。その中で「3・1指定福祉避難所の施設整備」において、「市町村は、施設管理者と連携し、当該施設が指定福祉避難所として機能し、要配慮者が避難生活を送る上で良好な生活環境を確保するための必要な施設整備を行う。」としている。
 肢体不自由児など介助の必要なかたは、ベッドのない外出先のトイレでは、持参したマットを床に敷いておむつ替えをするなど、トイレでの作業が大きなストレスになっている。トイレの回数を減らすため水分を控えると脱水症状につながるため、避難所でのトイレ整備は急務である。
 コンビウィズ株式会社は、大人でも使えるおむつ交換台が欲しいという声から、多目的に使用できる介助用の「ユニバーサルシート」を販売している。
 スペースに合わせて縦型と横型を用意。着替えや介助、おむつ替えなどに必要な清潔なスペースを確保することができる。また、必要なときにだけ使える収納式で、車椅子の移動にも邪魔にならない。
 『Combi ユニバーサルシート縦型US13』は、軽い力=30N(3kgf)で開閉操作ができるのが特長。2・2m角以上のトイレブースであれば、緊急時にシートを開いたまま避難できる。
 『Combi ユニバーサルシート横型US41』は、介助の方の足が入りやすいシンプルな形状。収納時は180mmの薄型設計で、小型バリアフリートイレへレイアウトしやすい。

 問い合わせ=コンビウィズ(株) 電話03・5828・7631
 www.combiwith.co.jp

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