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子どもの視力低下進む 小6で1・0未満約半数

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 裸眼の視力が1・0未満の子どもの割合は、小学校で約4割、中学校では6割に上ることが、文科省の令和2年度学校保健統計調査の結果で分かった。
 裸眼視力1・0未満の割合は、学年が上がるほど増加傾向にあり、小学1年生で4人に1人(24%)、小6では半数(49%)だった。いずれも前年度より増えており、幼少期からの視力低下が進んでいる。今後の学校での情報端末の活用や、デジタル教科書の政策にも影響を与えそうだ。
 文科省は本年度、小中高生を対象とした近視の調査を実施予定で、視力悪化の実態を詳しく調べる。
 調査は、幼稚園から高校に在籍する満5歳から17歳が対象。視力などの健康状態は、全体の25%を抽出して調べた。

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