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中・高・支援校で女性教員率が最高 学校基本調査

2面記事

文部科学省

 文科省は昨年12月22日、令和3年度の学校基本調査の確定値を公表した。中学校、高校、特別支援学校の教員は女性の割合が過去最高となった。管理職の女性の割合や高校生の大学進学率も過去最多となった。調査結果は全て5月1日時点。
 教員に占める女性の割合は、中学校が44・0%(前年度比0・3ポイント増)、高校が32・9%(0・4ポイント増)、特別支援学校が62・3%(同0・4ポイント増)だった。
 高等教育機関を含めた学校管理職全体に占める女性の割合も、31・3%(同1・2ポイント増)で過去最多だった。
 高校卒業後、大学や短大、専門学校など高等教育機関に進学した人の割合は83・8%(同0・3ポイント増)だった。大学に限定した場合、54・9%(同0・5ポイント増)で過去最多だった。
 在学(在園)者数は、認定こども園が79万6882人(前年度比3万7869人増)、義務教育学校5万8568人(同8891人増)、中等教育学校3万2756人(同330人増)、特別支援学校14万6285人(同1462人増)で、いずれも過去最多だった。
 小学校の在学者数は過去最少を記録した。622万3394人で、前年度より7万7299人減少した。

文部科学省

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