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最新研究を発表!「米」本来の栄養価値で感染症予防に

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小・中学校の新型コロナウイルスの感染率

東洋ライス

 東洋ライス(株)は、8月8日(月)に東京會舘(東京・千代田区)にて記者発表会を開催した。
 同社は、独自の加工技術により玄米の栄養価を残しながら、食味や消化性にも優れた「金芽米」「金芽ロウカット玄米」「金芽米エキス」を開発し、さまざまな研究や実証結果について学会発表などをしている。今回は、学校給食に「金芽米」を導入することでインフルエンザや新型コロナウイルスの感染リスクを低減させる可能性について検証し、その結果を発表。中村学園大学教授(管理栄養士・医学博士)の森脇千夏氏と東京農業大学客員教授の雜賀慶二氏が登壇した。
 森脇氏は、同大学附属の保育園給食にて「残食ゼロ」を目標に給食改善を行い、2016年4月に同社の「金芽米」を導入した。
 導入後は、給食の総残量数が減少。給食改善の効果によるものなのかインフルエンザの罹患者も減少傾向であるという。また、新型コロナウイルスにおいても金芽米を喫食している同園と喫食していない近隣の保育園では感染の割合に14%もの差があり、給食の質による感染症抑制に有効である可能性がみられた。今回はまだ2園での検証のため、今後は調査対象を福岡市内全域の保育園に拡げ、さらに検証を進める計画だ。
 雜賀氏は、和歌山県の小・中学校の学校給食について調査。「金芽米」を提供している学校と白米・パンを提供している学校の令和3年度の新型コロナウイルスの感染率を調査し、金芽米を提供している学校は0・97%、白米・パンを提供している学校は3・03%という結果が出た。
 「米」本来の栄養を摂ることで健康な体を作り、維持できるよう、同社は今後も調査・研究を継続していく。

 問い合わせ=東洋ライス(株) Tel03・3527・7550
 ホームページ https://www.toyo-rice.jp/


保育園での新型コロナウイルスの感染状況

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