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「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3」開催中

企画特集

松岡美術館

 松岡美術館(東京都港区)は「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3」を2022年11月1日(火)より開催している。
 本館創設者・松岡清次郎が作品とのめぐりあいを積み重ねて蒐集した約2400点のコレクションより、3会期連続で「出会い」をテーマに作品を展観する。
 館蔵の中国陶磁、中国絵画、日本画、西洋画、能面などのコレクションを再構成した連続企画の第3回目となる本展では、所蔵品の主軸である陶磁器からは中国陶磁の集大成となる明清時代の作品を展示。また、清次郎が晩年、集中的に蒐集した明清絵画が一堂に会す。中国伝来の芸能を起源とする能楽に関連した作品、金文に着目した中国青銅器も紹介する。
 清次郎は1983~87年の約5年間に、サザビーズとクリスティーズのオークションで集中的に中国絵画を蒐集した。きっかけは、1983年6月15日にニューヨークで開催された中国美術のオークション。この時、清次郎はカタログの表紙を飾った<三彩大壺>などの中国陶磁とともに、5点の明清時代の中国絵画を取得した。その後は中国絵画単独のオークションにも参加し、最終的なコレクションは40点に及ぶ。本展では、その中国絵画を前後期に分けてすべて公開。
 また、特別展示では、館蔵の中国古代青銅器の器面に表された文字、金文に着目して紹介している。

【展覧会概要】

名称
 「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.3」

会期
 11月1日(火)~2023年2月5日(日)
 ※休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日が休館)

会場
 松岡美術館(東京都港区白金台5―12―6)

開館時間
 午前10時~午後5時
 ※第1金曜日は午前10時~午後7時(入館は閉館の30分前まで)
 ※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。

 公式サイト=https://www.matsuoka-museum.jp/

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