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海外教育旅行と同じ体験・学習を沖縄で学ぶ

13面記事

企画特集

日本では沖縄のみで一般利用可能なA&W

一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

日本国内にいながら海外旅気分
 はいさいぐすーよちゅーうがなびら(皆さんこんにちは)。
 2019年12月に世界的に流行し、今もまだ猛威をふるう新型コロナウイルスの影響により、学校現場では、教育旅行の行き先の変更や日程の縮小、最悪な場合は中止など対応に追われる3年間となった。
 そのような中、コロナ禍前に海外教育旅行を実施していた学校では、日本国内にいながら、海外教育旅行と同様な体験や学習効果が期待できる場所を求める声が多い。
 その答えとして、世界最高峰の大学院大学の視察や英語で国際交流をしながら、アジア・アメリカ本土・ハワイを旅しているかのような旅情を感じられることができるのが「沖縄」だ。

安全・安心な受入体制を構築中
 2023年2月現在、世界各地の水際対策が緩和され、海外旅行が再び身近なものになりつつあるが、もし海外で新型コロナウイルスに罹患した場合、療養するとなると心配事が多い。沖縄も航空機利用で往来することは海外と同じ条件であるが、「言葉が通じる」「日頃から親しんでいる食事が取れる」など国内ならではのメリットがある。
 沖縄観光コンベンションビューローは修学旅行で沖縄を利用する際に、安全・安心に修学旅行を実施してもらうことを目的に「沖縄修学旅行防疫観光ガイドライン(概要版もあり)」を策定し、更新を重ねながら内容を充実させている。内容はウェブサイト「おきなわ修学旅行ナビ」から最新情報を確認可能だ。

沖縄で世界最高峰の大学院大学を体感
 沖縄科学技術大学院大学(通称OIST)は2012年に開学した、博士課程のみの5年制大学院大学だ。50か国以上の国から教員及び学生が集まり、教育研究のほとんどが英語で行われ、論文引用数や質に関しては世界最高峰という調査結果もある。
 OISTでは、新型コロナウイルスの影響により、施設見学者の受け入れを中止していたが、2022年12月1日より自由見学、ガイド付き見学を再開した。 理系志望の学生等の勉学への刺激が期待される。

沖縄在住の外国人と英語で国際交流
 OISTの関係者には、アメリカ軍人・軍属など多くの外国人が沖縄本島中部を中心に居住している。そうした人と英語を使って街中散策やホームビジットで交流しながら、楽しく英語を学びつつ異文化・国際理解も深められる学習プログラム提供に取り組んでいる。

沖縄修学旅行における学習プログラムのさらなる充実に向けて
 これまで沖縄修学旅行のキーワードは「平和」「自然」「歴史文化」が中心であったが、それらに加えて「国際交流」「探究学習」「SDGs」学習要素を加えることで学校関係者の新たなニーズに応えられるよう、今後も沖縄県内修学旅行関係者一丸となって取り組んでいく。

問い合わせ=一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 教育旅行チーム
 Tel098・859・6129(沖縄本社)、03・5220・5311(東京事務所)

 おきなわ修学旅行ナビ https://education.okinawastory.jp/

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