学校内外での福祉に関する教育や、課題を紹介している専門誌の「ふくしと教育」（日本福祉教育・ボランティア学習学会監修）は６月発行分で全面リニューアルした。従来は年２回の刊行だったが、年４回発行の季刊誌となった他、毎回、誌面全体を貫く主題を設定するという。
　６月発行分の主題は、「学校でアプローチする『ふくし』探究学習」。小・中学校、高校での実践事例や授業指導案とその解説などを収録している。
　年間購読料は送料込みで４８４０円。大学図書出版が発行している。「ふくしと教育」は平成２０年に創刊した。
　次回以降、本年度発行分の主題は「コロナ社会のふくしボランティア学習の価値」（９月）、「重層事業と地域共生社会をめざす福祉教育」（１２月）、「子どもの権利をどう守るか＜こども家庭庁始動＞」（３月）を予定している。