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都内今春中卒者、「進学・就職せず」が増加

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都道府県教委

 中学校卒業後、進学も就職もしなかった人の割合が2年続けて増え、過去10年間で最多となったことが都教委の集計で分かった。今年3月に都内の公立中学校を卒業した人について5月1日時点の状況を調べた。進学も就職もしなかった人の割合は前年度より0・11ポイント多い0・84%。過去10年間を比べると、平成26年度卒業者が0・72%となってから一度は低下したものの、過去2年間にわたって増加を続けた。
 今春卒業者で進学も就職もしなかった人は658人。人数でも過去10年間で最多だった。
 このうち、500人は主に国内の家庭で過ごし、143人は海外へと転出していた。国内の家庭で過ごしていた500人のうち、進学希望は154人、就職希望は32人で、そのどちらも希望していないとした人は314人だった。

都道府県教委

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