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教員志願者2割減、茨城

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都道府県教委

 茨城県教委が本年度、実施する教員採用試験で、志願者数は前年度の8割ほどにまで減ったことが2日分かった。特に中学校教諭の枠で減り方が激しく、前年度の4分の3を切っている。県外に設けている試験会場それぞれの志願者数は、東京会場が6割弱にまで減った。ただ、採用予定者数と照らし合わせると、中学校教諭の枠でも3・29倍の志願倍率となり、前年度を下回っているが、選考の余地は確保できていた。
 区分別の志願倍率は小学校教諭が低く、前年度より0・29ポイント少ない1・93倍だった。養護教諭は6・67ポイント減の10・85倍、栄養教諭は2・83ポイント増の18・5倍と、教諭以外の職種は狭き門となっている。また、教科別でも中学校と高校の保健体育はそれぞれ11・86倍、20・67倍で、志願者にとっては厳しい選考となる枠がある。

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