体育館などの暑熱対策に貢献「エリア空調機」
11面記事
大風量が特長の「エリア空調機」
クボタ空調
産業用空気調和機メーカーとして快適な空気環境を提供しているクボタ空調(株)は、空調設備が整っていない学校体育館などの暑熱対策として、「エリア空調機」を提案している。
現在、毎年猛暑が続く中で、学校の体育館や市民体育館において、採用実績が年々増加している。20m先まで届く大風量が特長である「エリア空調機」は、教室などと違い体育館などの大空間に対しても冷風を届けることが可能。導入した学校関係者からは、「明らかに導入前より温度と湿度が下がり、快適な空間になったことを実感しています」と好評。
また、室内機がうす型のため、体育館の壁やキャットウォーク・ギャラリーなど狭いスペースでの設置が容易で、吊りタイプと違い安全性も高い。しかも、学校生活で体育館を使用する際の暑熱対策だけでなく、災害時における近隣住民の避難所として使用する際の暑熱対策としての役割も担う。
「エリア空調機」は10馬力で、最大130m3/minの風を放出する。風速1m/sで体感温度が4℃下がるといわれているが、20m先まで風速1m/sの風を届けることができるため、体育館だけでなく中小規模の室内運動場など多様な施設にも利用可能だ。
問い合わせ=クボタ空調(株) 電話03・3245・3133