「高校初の「不登校特例校」 千葉県教委が設置計画」が3位にランクイン 記事ランキング 2025年6月2日~6月8日
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日本教育新聞電子版でアクセス数が多かった先週(2025年6月2日~6月8日)の記事のトップ5です。
1位 氷河期世代の教員就職を後押し 文科省
(2025年6月5日 デイリーニュース)
就職氷河期世代の支援に向けて文科省は、教員への就職を円滑にするため、多様な勤務形態について検討する。さまざまな背景や専門性を持つ人材を教職に呼び込む狙い。併せて教員採用試験で中途採用者に対する試験の一部免除や加点措置などの拡充を全国の教育委員会に要請する。
2位 憲法・体育・外国語など教養科目の廃止を検討 教員養成部会
(2025年6月2日 1面記事)
中央教育審議会の教員養成部会は、教員養成課程で必修となっている憲法や体育などの教養科目について廃止を含めて見直すことを決めた。文科省では、免許取得に必要な単位数を大幅に削減したい考えで、オンライン授業でも効果が変わらないものはオンデマンド教材を使った自学・自習に切り替えることも視野に入れている。
3位 高校初の「不登校特例校」 千葉県教委が設置計画
(2025年6月2日 3面記事)
千葉県教委は5月26日、県立高校改革案を公表、八千代市にある2高校を統合し、「学びの多様化学校」(不登校特例校)を設置するとの計画を掲げた。県内の公立高校では初めて。不登校だった生徒に配慮し、始業時間には、ゆとりを持たせる。令和10年度に八千代東高校と八千代西高校を統合し、八千代東高校に新高校を設ける。
4位 働きやすさ競い合う学校に 橋本雅博・中教審会長に聞く
(2025年6月2日 1面記事)
公立学校では今、教員のなり手不足や長時間勤務の削減といった課題を抱えている。解決に向けた筋道をどう立てるのか。3月に中央教育審議会の会長に就任した橋本雅博・住友生命保険取締役会長に聞いた。
5位 技術・家庭科を分割へ 文科省、指導要領改訂で方針
(2025年6月2日 1面記事)
中学校の技術・家庭科について、文科省が別々の教科に分割する方向性を示した。技術科で、情報技術を活用したものづくりなどを充実させる狙いがある。ただ、技術分野を担当している教員の正規免許の保有率は低い。改訂に向けては教員の専門性の向上が急務となる。