すごすぎる天気の図鑑 防災の超図鑑
16面記事
荒木健太郎著
累計60万部の「すごすぎる天気の図鑑」シリーズの最新刊で、防災に焦点を当てている。
災害は日本全国どこでも起こり得ることとし、第1章では、大雨・台風への備えをまとめている。災害をもたらす典型的な雲は「積乱雲」で、雷や竜巻などの突風やひょうが発生し、連なることで、線状降水帯を形成することなどを説明。ひょうは時速100キロメートル以上で降ってくることや土砂災害の「前兆現象」などもイラストを交えながら解説している。
第2章は自然災害全般を扱い、熱中症を見逃さない方法、川遊びの注意点、津波が起きたときの対処法などを掲載している。
第3章「日ごろの備え」、第4章「避難と復旧、支援」も命を守るために役立つ内容が多い。
(1485円 KADOKAWA)
(Tel0570・002・301)