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学童保育、本年度157万人で過去最多 こども家庭庁

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 こども家庭庁は29日、本年度の放課後児童クラブ(学童保育)の実施状況の速報値を発表し、5月1日時点で利用者数が約157万人と過去最高を記録したと報告した。同庁が掲げていた152万の目標数を達成した。
 一方で、待機児童数は昨年度より673人減ったが約1・7万人と依然高い水準だった。兵庫県や神奈川県では昨年度より300人弱増えた。
 待機児童数が高止まりしている理由について、三原じゅん子大臣は同日の定例会見で、想定以上に共働き家庭が増加したことや、放課後児童クラブの拡大により潜在的な需要が表に出てきたことを挙げた上で、「現在、子どもの居場所の確保や支援員の確保を進めている」と述べた。

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