ヘルメット、小学生半数が着用も、高校生6割が未着用 民間調査
NEWS 明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンは19日、子どものヘルメットの着用状況についての調査結果を公表した。「常に着用している」と答えたのは、小学生では半数を上回ったが高校生では2割にとどまった。ヘルメット着用が、まだ習慣化していないことが浮き彫りになった。
調査は、小学4年生から高校3年生の子を持つ保護者1000人に聞き、自転車を利用している子の親636人から着用状況をまとめた。期間は9月11~16日。
小学生では「常に着用」は50・6%、「全く着用してない」は11・6%だった。高校生では「常に着用」は19・1%で、「時々着用」を合わせても3割程度にとどまった。中学生で「常に着用」は42・5%だった。
保護者に子どもの自転車利用に不安を感じるかを尋ねると「とても感じる」が18・6%、「多少感じる」が56・9%だった。
自転車利用時のヘルメット着用は令和5年から努力義務化されている。