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第49回京都府内小・中・高校 創造性コンクール作品展示会

4面記事

企画特集

個人の部・京都府知事賞・張桜子さん(同志社小6年)の作品「マジックハンド」

 一般社団法人京都発明協会は第49回京都府内小・中・高校創造性コンクールの作品展示会を9月20、21日、京都市青少年科学センターで開催した。
 同コンクールは児童・生徒らがモノづくりを通じて、創作の喜びや楽しさを知ってもらい、その創造力を育てることを目的に今回49回目を迎えた。
 学校賞と個人賞の2部門があり、そのうち個人賞について今年度は新たに「京都府知事賞」と「日本弁理士会関西会会長賞」を創設。
25校から109作品の応募があり、審査の結果、個人の最優秀賞にあたる「京都府知事賞」に同志社小学校(京都市)6年の張桜子さんの「マジックハンド」が受賞した。
 この作品は、体の不自由な人が楽しく遊べて買い物できるように、クレーン型のマジックハンドを段ボールで使ったもの。工夫したところは、電気で前後左右に動かし、注射器をポンプとして利用して、上下開閉できるようにしたことだという。
 また「日本弁理士会関西会会長賞」には同志社小学校6年の羽留拓音さんの「人が声を出すには?」、京都市立下鴨中学校1年の船本敬さんの「ふくらむライフジャケット」がそれぞれ受賞した。
 展示会当日では、家族連れや教育関係者らが作品の出来栄えを熱心に眺めていた。

展示会では個性あふれるユニークな作品が並べられていた

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