体育館にワンランク上の空調を~新たに開発 体育館空調システム「そよ風アリーナ」~
13面記事
そよ風アリーナ使用例
新晃工業
体育館への空調機導入を検討する学校が増えている中、業務用空調機メーカーの新晃工業が新たに開発した空調システム「そよ風アリーナ」が注目を集めている。
本システムは、専用吹出口からの柔らかな空調により、児童や生徒、利用者の健康を守りながら、気流が影響する競技も快適に安心してプレーできる。また、外気を含む空調された新鮮空気を大量導入でき、人が密集する避難所環境においても、窓開け換気の必要なく、感染症拡大を予防できる。さらに、機械設備は屋外設置のため、内部は静かで入学式や卒業式などのイベントにも最適だ。
館内への設置は専用吹出口のみで、既存の体育館にも大掛かりな補強工事などを必要とせず、容易に導入可能だ。導入にかかる館内の工事期間も、通常はわずか2週間と短く、運営側にとってもメリットとなる。加えて、メンテナンスパックを契約することで、各地域の専門作業員による迅速なメンテナンスサービスが受けられる。万全のサポート体制により長期的な安定稼働にもつながるため、安心して本システムを利用できる。
同社は、「そよ風アリーナ」を実際に体感できる施設を2025年度中に同社神奈川工場内に開設予定だ。学校でのスポーツやイベントに加え、地域のコミュニティ活動の場として活用される体育館に、より多くの人々が安全に集まれる空間としての付加価値を提供することを目指している。本システムは、全国の体育館空調における新たなスタンダードとして期待が寄せられる。
問い合わせ=新晃工業(株) ヒートポンプエンジニアリング事業部
東京03・5640・4156 大阪06・6367・1805
https://www.sinko.co.jp/