若者主導の未来社会デザイン 大学生が防災などについてプレゼン
3面記事
エッジソンワングランプリ
 (株)リンクアンドモチベーションが設立した、一般社団法人エッジソン・マネジメント協会(エッジソンとは尖った人という意味の造語)は、5年前から、「次世代共創リーダー育成プロジェクト」を推進してきた。
 また、大阪・関西万博の共創パートナーとして活動してきたことから、10月12日に万博会場で、大学生の共創チャレンジ成果発表会を開催した。当日は、15チームが活動実績を発表する、「エッジソンワングランプリ」と、地球的課題の8つのテーマについて対話する「テーマウィークセッション」を行った。

テーマウィークセッション
 テーマウィークセッションでは、「健康とウェルビーイング」や、「学びと遊び」をテーマに、現職の教員なども参加して協議された。「エッジソンワングランプリ」では、防災教育などに取り組む大学生などの活動報告などがあった。
 15チームの予選発表後、3チームに絞られて決勝のプレゼン。その結果、「新しい防災の文化を創造する」学生団体OLEA(同志社大学の学生で構成)が優勝した。OLEAは、防災に対する意識変革や普及に取り組んでいる。防災グッズを「大切な人を守るプレゼント」と意味づけ、商品の企画・開発も行っている。
 同団体のメンバーは、「これからも、学校でも職場でも家庭でもない“サードプレイス”として、この団体を守り、育てていきたい」と抱負を語っていた。


