デフリンピック開会式、プラカード係に公立中学生
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日本初開催で、聴覚障害のある人の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」が15日、開幕した。東京体育館で行った開会式では、渋谷区立原宿外苑中学校の生徒たちが、選手団入場時にプラカード係を務めた。
54人のボランティア生徒は、午後4時半開始の式典に向け、朝9時からリハーサルに臨んだ。事前準備では、学校の体育館でリズムに合わせた歩き方の練習を重ねてきた。
ある生徒は「昨日の練習で本番が近づいていると感じた。ほどよい緊張感を持って楽しみたい」と話した。
同校は地域の協力で昨年度から、障害者スポーツを体験する「原リンピック」という行事を実施。本年度は「デフ卓球」なども行った。

