あさだりん　作　雛川まつり　絵

　小学４年生の快は、ゲームが大好き。将来の夢は、ゲームのプログラマーになることで、ママに頼んでプログラミング教室に通わせてもらっていた。ママとの約束は、教室に通う代わりに、ゲームは１日３０分にすること。しかし、約束を破ってしまい、ゲーム機を取り上げられてしまう。
　快はプログラミングが役立つことを証明するため、ロボットコンテストへの出場を決意する。ママからは、全国大会に出場すれば、ゲーム機を返してあげると告げられた。
　快はロボコン出場経験のある真斗に声を掛け、チーム結成を呼び掛ける。真斗からは「いっしょのチームでやりたいなら、前後左右に動くロボットを作ってこいよ」と条件を出され、試行錯誤を繰り返す。その後、幼なじみの灯里も加わり挑戦が始まる。（小学校中学年から）
　（１５４０円　金の星社）
　（Tel０３・３８６１・１８６１）