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第20回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」 受賞作品決定

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表彰状を受け取る金子陽香さん

アイデム

 総合人材情報サービスの(株)アイデム(東京都新宿区、椛山亮代表取締役社長)は、第20回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」の受賞作品を決定した。今年度は全国から8199点の作品の応募があった。表彰式は11月29日(土)に東京・千代田区のホテルニューオータニにて開催された。
 アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」は、小・中・高校生から、身のまわりで働く大人の姿を被写体とした写真作品を募集するコンテスト。シャッターチャンスを狙って大人の“働く姿”と真剣に向き合うことで、子どもたちに働くことの素晴らしさや大切さを考えてもらうことを目的に同社が2005年より開催している。
 第20回の小学校の部グランプリに選ばれたのは、横浜市立東戸塚小学校5年の金子陽香さん(神奈川県)の作品『つながる命』。金子さんは「お米がたくさんの手間をかけてつくられることを忘れず、これからもじぃじ、ばぁばに感謝して毎日のご飯をいただこうと思います」と感謝の気持ちをコメントした。
 中学校の部グランプリでは、島根大学教育学部附属義務教育学校 後期課程3年の河津みちさん(島根県)の作品『日本の宝』が選ばれた。河津さんは「地元の漁師さんの姿を撮影させてもらい、毎日朝早くから港に来て、海と向き合いながら一生懸命働く姿を間近で見て、その力強さやかっこよさにとても心が動かされました。今回の経験を通して一枚の写真に伝えたいことを収める面白さと難しさを学ぶことができました」と写真撮影を通して学びを得たことをコメントした。

島根大学教育学部附属義務教育学校 後期課程3年の河津みちさん(島根県)の作品『日本の宝』

 受賞した作品は以下のサイトから確認できる。

 アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」公式サイト
 https://www.aidem.co.jp/csr/photocontest/index.html

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