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「関東近県」の生涯学習・社会教育交流会開催

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地域・支援団体

 茨城県の社会教育関係者が中心となって開催してきた「関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会」の第11回大会が12日、水戸市内で始まった。初日は、関東地方と福島県での実践事例の報告と質疑応答などが行われた。
 開会に当たり、同大会実行委員会の長谷川幸介委員長(茨城県生涯学習・社会教育研究会会長)は、「子どもの学びは、私たち人間の資産」「学校で教えたことが子どもたちの中に入って、次の時代を作るという事実を知っている」と述べ、学びの大切さを訴えた。
 この日、最初の実践報告では、前橋市まちづくり公社の職員となったトライアスロン選手がトレイルランニングの大会を開催するまでの経緯について発表。市長から請われて大会開催の準備を進めたものの、自然保護団体から反対を受けた。トレイルランニング選手向けのセミナーを開くなどして理解を得て開催にこぎつけたという。この過程は自らにとっての生涯学習だったとも語った。

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