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中学生、睡眠もスクリーンタイムも増加

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 スポーツ庁は22日、本年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を公表した。睡眠時間の確保が進む一方、中学生はスマートフォン利用など画面を見ている時間(スクリーンタイム)の増加傾向が続いている。
 睡眠時間が8時間以上の割合は、小学生男子が71・7%、小学生女子が73・6%。中学生男子が37・5%、中学生女子が27・7%だった。前年度と比べ小・中学生男子、小学生女子は2ポイント以上増えた。中学生女子は1ポイント増えた。
 平日のスクリーンタイムに関し、学習利用を除いて集計すると、3時間以上の割合は、小学生男子が42・5%、小学生女子が37・2%、中学生男子が50・0%、中学生女子が49・3%だった。小学生は減ったが、中学生は年々、増えている。
 実技テストの合計点の平均は、小学生男子53・0点(昨年度比0・5点増)、小学女子54・0点(同0・1点増)、中学生男子42・1点(同0・4点増)、中学女子47・5点(同0・3点増)。全属性で増加した。
 併せて同庁は、体力向上に関して、秋田県と宮崎県の事例を紹介している。

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