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私大入試、都市部の有名大に志望者集中

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 私立大学入試で、一部の有名大学に志望者が集中する傾向が強まっていることが、河合塾の分析で分かった。私立大学622校のうち、「早慶上理」や「関関同立」など58校だけで志望者数全体の7割近くを占めていた。都市部と地方で人気の2極化が進んでいる。
 昨年10月の実施した全統共通テスト模試の結果を分析した。私立大学の志望者数は延べ110万8900人で、このうち首都圏や仙台や名古屋、福岡市にある58大学が、前年比103%で74万6700人に上った。
 首都圏では、日本大、東洋大、駒沢大、専修大の「日東駒専」グループの伸びが最も大きく、前年比106%、北海道では札幌市にキャンパスを置く北星学園、北海学園のグループが前年比108%と志望者を増やした。
 一方、それ以外の大学の志望者は36万2100人で前年比96%にとどまった。少子化が加速する中、地方大学の受験者確保の厳しさが改めて浮き彫りになった。
 志望学部の系統別では「地域・国際」「法・政治」など社会科学系の人気が堅調だった。理系は前年並みだったが、女子生徒では経済、工学、理学などが伸び、志望先の多様化が見られた。

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