かんじ こびとがつくるもじとことば
12面記事
すずきてつお 作・絵
漢字の形の成り立ちには、いろいろな由来や考え方があるが、中国では古くから六つの仕組みがあるとされている。それは、中国・後漢の時代に学者が表した「説文解字」という書物にある「六書」というもの。本書はこの「六書」(指事、象形、形声、会意、転注、仮借)に着想を得て作られた。
作者は、グラフィックデザイナーで、日付の数字を全て異なる形で表したカレンダー等を手掛けるなど、文字そのものを絵として表現してきた人物。本作が初めての絵本だ。
物語は「せんせい」がうたた寝をする間に、こびとたちが、こっそり文字を作り文章を組み立てていく内容。「せんせい」が起きたときには立派な文章が仕上がっている。小学校1年生で習う漢字80文字のポスター付録付き。(小学校低学年から)
(1870円 アリス館)
(Tel03・5976・7011)

