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産業教育WG 「技術」から「技能」へ 科学的な理解も重要視

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中教審

 中央教育審議会教育課程部会の産業教育ワーキンググループは22日、4回目の会合を開いた。資質・能力の三つの柱の一つである「知識及び技術」について、次期学習指導要領では「知識及び技能」とする案を事務局が示した。現行では、広範な高い技能を示す意味合いで「技術」という言葉が使われていたが、専門的なスキルの向上だけに焦点を当てているかのような印象があることを理由に挙げた。
 また「思考力、判断力、表現力等」の目標の中に、「科学的な根拠に基づいて探究する」という文言を加える方向性も示された。専門教科においても、データの活用が不可欠であることを明確にする。
 他にも、各教科の原則履修科目の内容について、現行の学習指導要領では指導項目をベースに記述しているが、次期指導要領では「社会的な意義と役割」「学習する内容の概括」「探究的な学習」の三つの要素で内容を示すことが事務局から提案された。
 委員からは「『技術』と『技能』、どちらの言葉も実際には広範な意味合いで使われている。明確に分ける必要はないのではないか」といった意見が出た。

中教審

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