国語WG 小学校低学年から情報の読み取り力強化へ
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中央教育審議会教育課程部会の国語ワーキンググループは9日、第5回会合を開き、次期学習指導要領で育成を目指す知識・技能について議論した。文章や情報を読み取り、図などを用いて整理する力を小学校低学年から育成する方向性を事務局が示した。現在は、得た情報同士の関係を理解したり、活用したりする力が十分に身に付いていないことを課題に挙げた。
また事務局は、現行では中学校から扱っている「情報の信頼性」に関する事項について、次期指導要領では小学校から取り上げる案を提示した。情報の発信元や発信時期を確認するなど、初歩的なリテラシー教育を行う。
会合ではこの他、現在の高校の古典学習について、文法を覚え、口語訳できるようにする指導に偏っていることが課題として示された。改訂に向けて、文語文法は作品を理解するための手段であることを明確にしていくとした。
委員からは「現在の子どもたちは、自ら情報を集めていく力が不足しているように感じる。情報収集の力の育成も欠かせない」といった意見が出た。

