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「飛騨高山」の自然や歴史文化を体験活動に

10面記事

企画特集

高山陣屋前朝市の風景

岐阜県・高山市

 高山市は岐阜県の北部(飛騨地方)に位置する日本一広大な面積を有する自治体。
 高山市を紹介する上で外せないのは、やはり「古い町並」。豊臣秀吉の重臣だった金森長近が16世紀末に築いた高山城の城下町が基礎となり、現在もその面影を残し、二つの国選定重要伝統的建造物群保存地区を有し、歴史文化を散策しながら学ぶことができる。また、江戸時代に飛騨が徳川幕府の直轄地となったのち、江戸から派遣された代官や郡代の統治拠点となった役所が「高山陣屋」で、江戸幕府の代官・郡代所で主要建造物が現存するのは全国でもここだけであり、当時の貴重な建造物を見学することができる。
 その高山陣屋の前では、毎朝「高山陣屋前朝市」が開かれており、少し離れたところで同じように毎朝開かれる「飛騨高山宮川朝市」と合わせて、日本三大朝市の一つにも数えれている。旬の野菜や果物がずらりと並ぶ朝市で会話する「おかあさん」とのふれあいは、朝市での買い物を楽しむだけでなく、飛騨高山の文化を学ぶ上でも非常に有意義な機会となるだろう。

中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンター外観

 一方、市街地から郊外に足を伸ばし、市東部に位置する奥飛騨温泉郷の入口まで訪れると、令和6年7月にオープンした「中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンター」がある。観光や地域文化の情報発信だけでなく、飛騨山脈を中心とした中部山岳国立公園の地形や地質、動物・植物といった自然学習や環境学習の他、木や鹿角など自然の素材を使用したアクセサリー作りといったものづくり体験も可能な総合的な施設であり、建物周辺には豊かな自然を活かした探勝路も設置されている。
 市街地から郊外地まで、日本一広大な面積を活かしたさまざまな学習の機会を提供できる高山市。是非訪れてみたい教育旅行エリアだ。

 中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンター 電話0578・89・1251
 教育旅行に関する問い合わせ=(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 電話0577・36・1011

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