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コロナ時代に考えたい学校問題【第115回】

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論説・コラム

ヤンチャだった連合町会長

 再挑戦が認められない社会がある。昔、悪さをしたというレッテルが貼られてしまうとそのレッテルを剥がすことは困難になる。よって人の振り見て、自分にはレッテルが貼られないように意識をする。そしてもっと悪い非人道的な犯罪を起こす人は少なくない。
 若気の至りという言葉がある。若さゆえのヤンチャである。しかし、本質は実に素直で誠実な者もいる。私は町会の新会長に極めて若い人物を推挙した。ベテランの副会長が就いた。ヤンチャだったからこその仲間を集めては機動力を発揮した。その組織力は際立っており、現在は連合町会長となって活躍している。
 上手に立ち回り自分の損得を勘定に入れて行動する「名士」から人心が離れて行く中で、ヤンチャだった人物が防犯や地域のために汗をする姿に頭が下がる。
 再挑戦が容易に出来る社会でありたい。
 それにつけても不祥事による教員免許の失効が数年後に認められたり、再度教員になったりすることも現行法では可能となっている。これにはいくらリベンジと言えども合点がいかない。何故この仕組みを改めないのかを当局は明確にお答え頂きたい。
(おおくぼ・としき 千葉県内で公立小学校の教諭、教頭、校長を経て定年退職。再任用で新任校長育成担当。元千葉県教委任用室長、元主席指導主事)

コロナ時代に考えたい学校問題