教育機関でもオンプレミスからクラウドへの移行が本格化している。全国4500校以上に導入されている校務支援システム「School Engine」を提供するシステムディは、国産クラウドの採用を選択した。年度末などアクセスが集中する時期にも安定稼働を実現できる技術的な信頼性や為替リスクを回避できる円建て契約の優位性など、導入に至った背景にはさまざまな理由があった。本稿では取材を通じて、選定したいきさつと、国産クラウドならではのメリットや利用効果について詳しく解説する。

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