学校で家庭の廃油回収、ポイントで備品も
NEWS 北九州市は24日、子どもに環境問題への関心を高めてもらおうと、家庭にある使用済みの食用油を回収するボックスを、市内の小学校5校に12月まで設置すると発表した。ベルマーク教育助成財団を通じて、回収量に応じたポイントが学校に付与され、各校は備品の購入に充てられる。全国初の仕組みだという。
 全国油脂事業協同組合連合会(全油連)と一般社団法人ウェブベルマーク協会の協力で実施。回収日は月1回で、使用済みのサラダ油やコーン油などが対象となる。
 全油連によると、家庭用の廃食用油は年間約10万トンとされている。一方で、分別収集している自治体は3割で、河川や海への流出による水質汚染などが問題となっている。



 
								 
								 
							 
							 
							 
							