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屋外手洗い場が育む主体的な衛生習慣 屋外用手洗いカウンター「フラップES soto/Coverシリーズ」

16面記事

施設特集

「フラップ足洗(そくせん)」と併設できる「フラップCover」

エービーシー商会

 学校施設の改修の中でも早期の改善が必要になっているのが、衛生環境の向上に欠かせない水まわり。こうした中、子どもが「手洗いするのが楽しくなる」自発的な衛生習慣を促す洗面台として注目されているのが、屋外でも設置可能な手洗いカウンター「フラップES soto/Coverシリーズ」だ。ここでは、その魅力となる衛生習慣を主体的に育むためのデザインや機能について紹介する。

小学校用と幼稚園・保育園用をラインアップ
屋外手洗い場が担う感染予防の要

 学校施設の改修において、近年とりわけ早期対応が求められているのが水まわりだ。老朽化した校舎の耐震化がおおむね完了した現在、子どもの日常生活と衛生環境を直接支える「トイレ」と「洗面台」は、自治体の改修計画において最優先事項として位置付けられている。幼稚園・保育園においても築30年以上の施設は少なくなく、同様の課題を抱えている。
 これまで学校の洗面台は、手洗いやうがいを行うための補助的な設備と見なされがちであった。しかし、新型コロナウイルス感染症による活動制限が明けて以降は、さまざまな感染症が年間を通じて広がる状況が続き、日常的な手洗いの重要性は一段と高まっている。こうした背景から、子どもが進んで手を洗いたくなる環境づくりが、学校施設に求められている。
 特に屋外手洗い場は、体育や外遊びの後に校舎へ入る動線上に設置されることが多く、感染予防の観点からも重要な役割を果たす設備になる。屋内に汚れや菌を持ち込まないための「入口」として機能するため、使いやすさと衛生性の両立が欠かせない。

デザインと素材で「使いたくなる」工夫

「フラップ ES soto」

 こうした中、屋外手洗い場の改修でぜひ採用してほしいのが、小学校向け手洗いカウンター「フラップES sotoシリーズ」だ。「手洗いの時間を楽しいひとときに変える」をコンセプトに開発された本製品は、子どもが自ら「行きたくなる」「使いたくなる」デザインと機能を備え、自発的な衛生習慣の定着を後押しする。
 また、屋外での長期使用を前提に、紫外線に強く、変色しにくい、高い耐候性と耐久性を備えているのも特長。天板にはアクリル系人工大理石を採用し、やさしい手触りと自然素材に近いぬくもりを実現した。屋外対応色として用意された4色のホワイトは、学校空間にもなじみやすい。
 しかも、継ぎ目のない一体成形により清掃性にも優れ、シンク四隅をすべてR形状とすることで、ゴミや汚れが溜まりにくい構造となっている。したがって、屋外ならではの気になる汚れも、日常の管理負担を抑えながら、衛生的な状態を保ちやすい点も魅力の一つになっている。

学校ごとの要望に応える受注生産

 本シリーズの大きな強みが、学校ごとの要望に応じた受注生産だ。サイズや高さ、形状は1mm単位でオーダー可能であり、児童の成長や体格に合わせた設計ができる。大人が使っても窮屈さを感じない奥行と深さを確保しつつ、子どもが無理なく手を伸ばせる寸法を実現している。
 さらに、改修工事における負担軽減も見逃せないポイント。従来のモルタル造りの屋外手洗い場は、現場施工のため完成までに1週間程度を要していた。一方、「フラップES sotoシリーズ」は洗面カウンターを工場で製作し、現場では設置のみの作業となるため、工期は1~2日と短い。工事の安全性や教育活動への影響を最小限に抑えられる点は、学校現場にとって大きな利点といえる。

幼稚園・保育園向けの安全設計

「フラップ足洗(そくせん)」と併設できる「フラップCover」

 幼稚園・保育園向けには「フラップsotoシリーズ」を展開している。本シリーズも同様の機能を持ちながら、幼児向けに配慮したバリエーションを追加しているのが特長だ。
 「フラップsoto」に、イエローの幕板を付けた「フラップCover」は、脚金物を幕板で隠すことで子どもがカウンター下に入り込まない、安心安全な設計になっており、給排水設備を見せない、すっきりとした外観が可能になる。
 また、「フラップ足洗(そくせん)」と組み合わせれば、かわいらしい手洗い・足洗い場が実現できる。裸足保育の観点から素足で外遊びをする幼稚園・保育園も多い中で、遊んだあとの手洗いに加え、「足洗い」も欠かせない衛生行動になる。
 その中で、水を張ったタライを使う従来の方法に代わり、日常的に使いやすい足洗い場を整備することは、職員の負担軽減にもつながる。こうした現場のニーズに応え、楽しい衛生習慣を身に付けるために「フラップCover」と一体的に使える清潔感のある足洗い場を開発した。
 なお、水洗ユニットはイエロー・ベージュ・ホワイトより、色の組み合わせが可能で、フラップカバーと組み合わせて屋外でも明るいカラーの手洗い・足洗場を設置できる。

非常時の生活支援を支える設備にも

 学校は地域の防災拠点でもある。屋外手洗い場は、断水時に受水槽や井戸水と接続されていれば、応急給水や炊き出し時の衛生確保に活用できる。災害時に仮設トイレと併設し、手洗い環境を整えた事例も報告されている。
 このように屋外手洗い場は、平常時の衛生教育と非常時の生活支援の双方を支える設備にもなる。子どもが自然と手洗いに向かう環境づくりは、学校の衛生水準を高めると同時に、地域全体の安全・安心にも寄与するものだ。

 問い合わせ (株)エービーシー商会 デザインマテリアル事業部 電話03・3507・7158

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