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幸福度日本一の福井で 触れる探究の学びの種(たね)

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企画特集

城下町の巨大ジオラマ 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館所蔵

福井県観光連盟

 2024年3月16日、北陸新幹線が福井・敦賀まで延伸開業した。東京から福井まで最短2時間49分となり、乗り換えなしで福井に来ることが可能となった。また、敦賀から京都・大阪まではバスで2時間前後、福井・金沢間はバスで1時間のため、他府県と組み合わせた修学旅行も可能である。
 そんな福井県にはホテル、旅館はもちろんのこと、民泊や民宿も数多くある。各受入家庭は第1次産業を生業としている方が多く、日常生活の一部として農業体験、漁業体験、林業体験、動物のお世話体験など、幅広い体験が可能だ。地域の温かさに触れ、伸び伸びと生活している様子を肌で感じとることができ、幸福度ランキング12年連続1位である理由を探れることであろう。

農作業体験

 その他にも、福井県は探究学習に相応しい学びのテーマが豊富に揃っている。
 2023年夏にリニューアルオープンした「福井県立恐竜博物館」は、太古の恐竜の世界を体感できるほか、化石発掘体験も可能だ。「曹洞宗大本山永平寺」は、多くの僧が修行に励む日本最大の禅の修行道場。坐禅体験を通して自分を見つめ直し、将来どういう自分になりたいのかについて考えることができる。戦国時代の城下町がほぼ完全な形で発掘された「一乗谷朝倉氏遺跡」は、博物館が2022年10月にオープンし、戦国時代の城下町の成り立ちを分かりやすく学ぶことが可能となった。「勝山自然塾」は、地球誕生から46億年の歴史を460mの自然道を歩きながら解説。長い歴史の中で化石燃料や生命が生まれた時期を学び、将来の地球環境について考えるまさにTHE・SDGs学習ができる。福井県はものづくりも盛ん。丹南エリアではなんと半径10㎞圏内に5つの伝統産業と2つの地場産業の産地が集積しており、それぞれの産業体験が可能だ。敦賀港は、ポーランド孤児や命のビザを携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港。「人道の港敦賀ムゼウム」では、命とは何か、平和とは何かを考えることができる。その他にも、福井県南部の若狭エリアでは、海ごみから新たな製品を作るプログラムや、エネルギー学習プログラムなどもあり、環境問題や再利用の意識・関心を高めることもできる。
 福井県観光連盟では、より多くの皆様に福井県にお越しいただけるよう、修学旅行における助成金や、視察・研修の際の助成金も準備している。事前・事後学習のサポートも可能なため、是非お気軽にお声がけしていただきたい。
 利便性が向上した福井県を訪れ、県民の幸福度の中に息づくSDGgの理念を学んでいただけることを願っている。

 問い合わせ=(公社)福井県観光連盟 電話0776・23・3789
 https://www.fuku-e.com/900_others/educational_travel.php

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