産業教育WG 「水産DX」の新設案を提示
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中央教育審議会教育課程部会の産業教育ワーキンググループは8日、第6回会合を開き、次期学習指導要領での各専門教科におけるAIやデータサイエンスを活用した学びの方向性について議論した。水産科では、スマート水産業や水中ドローンに関する内容を充実させる方針を事務局が示した。それに伴い、海洋分野でのデジタル技術の活用などを学ぶ科目「海洋情報技術」について、科目名を「水産DX(仮)」にする案を提示した。
また、事務局は情報技術を活用した具体的な学習イメージも示した。水産科におけるAIを用いた活動例として、いけす内の養殖魚の様子を記録した映像をAIで分析し、必要な給餌量を判断したり、適切な出荷時期を予測したりする学習を挙げた。
会合では他にも、同じ学習内容であれば、専門科目の履修によって必履修科目を修めたものとみなせる仕組みについても議題に上がった。次期指導要領では安易な代替の防止などを目的にこの仕組みを今後、詳しく規定することとした。
委員からは「現場では教員間の力量の差がみられる。教員を育成する上での指針などを出してほしい」といった意見が出た。
