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子どもの体力、低下 スポーツ庁調査

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 スポーツ庁は23日、「令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を公表した。質問紙調査では、授業以外の運動時間が減少し、肥満の割合や朝食の食べない日がある割合が増加していたことが分かった。また、1日にテレビやスマートフォンで映像を見る時間(スクリーンタイム)も増加。これらの数値と体力合計点には相関関係があり、運動習慣や生活習慣の変化に原因があると考えられるという。

 スクリーンタイムは小学生・中学生共に増加。共に男子がより長時間化していた。
 2時間以上映像を見ていると回答したのは、小学生男子59・1%(前年度比1・7ポイント増)▽小学生女子46・7%(同0・4ポイント増)▽中学生男子63・5%(同1・7ポイント増)▽中学生女子60・3%(同1・4ポイント増)だった。
 1週間で420分以上運動をしている児童・生徒の割合が減少。肥満率は小・中学生で男女共に増加した。朝食については、小学生で「食べない日もある」の割合が男女共に増加。中学生では大きな変化は見られなかった。

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