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第15回「ウィズガス全国親子クッキングコンテスト」―炎の調理で五感を研ぎ澄ます―~レシピコンテスト~

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 ウィズガスCLUBは、親子が一緒に料理することで、その楽しさや食の大切さなど食への関心を高め、家庭での食育を進めることを目的として「ウィズガス全国親子クッキングコンテスト」を2007年から開催。今年度の第15回大会では、全国から20626組の応募が寄せられた。
 昨年度は新型コロナウイルスの影響により中止となったが、今年度は参加者、関係者の健康・安全面等を配慮し、実技を伴う大会の代替として書類審査のみで行う「レシピコンテスト」を実施。そして、全国を9つの地区に分け地区大会を行い、このほど各地区の優勝チームが決定した。
 コンテストのテーマである『「わが家のおいしいごはん」~家族で一緒につくろう、うちの自慢メニュー~』に沿って考案したメニューを募集。審査は、「親子で楽しく料理できるメニュー」「メニューのバランスが良い」「わが家ならではの工夫」「ガスならではの工夫」「調理方法」「エコへの配慮」をポイントに行われた。

 各地区の優勝チームの料理をした子どもの感想を聞いた。以下の通り。

【北海道地区】「かんたん!おいしい!北海道の夏野菜ごはん」廣田 睦さん(小6)・かおりさん
 すごく簡単なのにこんなに美味しい物が作れてよかったです。かぼちゃを切るのが少しドキドキしました。でも結果美味しい物が作れたので良かったです。

【東北地区】「まるごと山形の恵みいただきますご飯」佐藤 楓眞さん(小5)・祥子さん
 お母さんと楽しく料理ができて、みんなから「おいしい」といわれてうれしかったです。

【関東中央地区】「おうちで信州満喫ごはん」平林 明依さん(小5)・直美さん
 お母さんから教わってきた野菜の切り方を色々使ってお料理したこと。自分が作ったメニューを家族が喜んでくれたことです。

【東海地区】「愛知のおいしい調味料で体元気ごはん」豊原 瑛さん(小6)・咲子さん
 調味料を計るのが実験のようで楽しかったです。ゆでている間に、野菜を切ったりして、手順を考えながらごはんを作っていることを知りました。

【北陸地区】「和風健康バランス定食」富松 千尋さん(小2)・祐範さん
 最初はうまくできるか不安だったけど、最後は美味しくできて、大成功になって嬉しかったです。しいたけと油揚げは弾力があって切りにくかったです。もっと包丁をうまく使えるようになりたいです。

【近畿地区】「おなかはまんぷく、心はまんぞく!奈良ごはん」友重 ももさん(小6)・沙織さん
 料理はあまりしたことがないので、ちょっと失敗してしまったけど、おいしくできて良かったです。

【中国地区】「瀬戸内のめぐみと野菜たっぷり!青井家のサステナブル御膳」青井 寧々さん(小5)・恵理さん
 お母さんと一緒にどういうエコの工夫をするか考えました。担当することが多くて忙しかったけれど、お母さんと料理を作ってすごく楽しかったです。家族みんながおいしいといってくれたのでうれしかったです。

【四国地区】「我が家の徳島産御膳」松本 奈菜さん(小5)・幸一郎さん
 徳島産で手に入る食材は全て徳島産を使用しました。徳島野菜をゆずってくれた農家のみなさんに食べてもらいたいです。

【九州地区】「元気が出る彩りごはん」大浦 花音さん(小6)・祐子さん
 自分が役割のときに、雑にならないようていねいを心がけました。初めてのこともあったので、少し心配だったけど、お母さんとがんばって作れたので、おいしいご飯になりました。

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