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「休憩時間ゼロ」6割、全教調査

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 全日本教職員組合の勤務実態調査では、平日に休憩時間を全く取れていない教員が約6割に上ることも分かった。休憩時間の平均は11・4分で前回調査の19分よりも減っていた。全教では、業務量が変わらない中で残業時間を減らそうとする圧力が背景にある、と指摘する。
 休憩時間は学校種別では、幼稚園8・4分、小学校4・8分、中学校6・9分、高校26・3分、特別支援学校13・4分だった。
 勤務時間の把握についての問題を聞いたところ「管理職に強要されているわけではないが、土日に出勤しても記録をつけないことが多い」が最多で26・3%だった。「『土日に出勤しても記録をつけないように』と言われたことがある」も3・3%いた。
 調査は昨年10月24日から30日までの1週間、全教の組織を通じて実施し、2524人の回答を得た。回収率は74・3%だった。

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