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一刀両断 実践者の視点から【第324回】

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論説・コラム

適性を見抜くためには

 岐阜の自衛官候補生による小銃発射事件について考えると、たとえ犯人のような男でも今の自衛隊は受け入れざるを得ない事情があり、それは自衛隊だけではないのではないだろうか。
 教員の不足を招いた原因は政府にある。将来の児童生徒数は推計できるからだ。
 大学の都合や様々な利権や忖度で、現在の教員不足を招いた。責任者は過去の人々で、もはや追及できない。
 特に小学校の担任が不足していて困難を極めている地域が随所にある。
 採用に当たり、性格試験や適性試験を課してもグレーの幅は広くあくまでも参考にしか過ぎない。これらの検査は日常的に課して蓄積しないと採用の可否は判断できない。受ける側は、合否を想定して工作出来る状況にある。
 例えば採用試験の数日前に運営職員にこうした検査をさせてみたところ、ほぼ全員が異常値を示した。すなわち過度なストレスが影響したのだろう。このような事からすると、仮入隊や仮採用などをして耐性や性格を意図的に表出させる事を私はすべきだと思う。そして不向きなものは容赦なく不合格にする英断が必要に思えるが、どうだろうか。
(おおくぼ・としき 千葉県内で公立小学校の教諭、教頭、校長を経て定年退職。再任用で新任校長育成担当。元千葉県教委任用室長、元主席指導主事)

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