高校改革の先導拠点 2県6校を採択
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文科省は15日、3000億円規模の高校教育改革基金で支援する「改革先導拠点」について、第2回の申請期限(3月31日)分の採択結果を公表し、富山、静岡の2県で計6校を選んだ。地域産業を担う人材育成、理数系人材の育成、地方の教育の充実の3類型に応じた新たな教育モデルづくりを進める。
採択されたのは、富山県の県立魚津高校(普通科)、県立小杉高校(総合学科)の2校と、静岡県の県立浜松工業高校、県立沼津東高校(普通科・理数科)、県立静岡中央高校(通信・定時制普通科)、県立焼津水産高校の4校。補助上限額は9億~22億円で、静岡県立中央高校が22・2億円と最も高い。普通科、総合学科、工業科、水産科などを対象に、理数教育の強化や探究的な学び、地域連携を軸にした改革に取り組む。
このうち魚津高校は、理数系重視の教育課程改革を通じ、理数系人材の裾野拡大を目指す。沼津東高校は、学際的な探究活動を通じた「グローカルリーダー」の育成を掲げた。浜松工業高校では産業イノベーションを担う人材育成の拠点形成を進める。
また、静岡中央高校は通信制・定時制課程を活用し、多様な学習機会の提供による新たな学びへの転換を図る。遠隔授業と公営塾を組み合わせた支援プログラムも展開する。焼津水産高校では、水産業の高付加価値化や生産性向上につながる即戦力人材の育成を掲げている。
第3回の申請期限は15日で、採択結果は6月下旬に公表される。

