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「不就学」の外国人が169人減

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文部科学省

 外国人児童・生徒が増える中、義務教育段階で小・中学校などに通っていないなどの事情で不就学の可能性がある子どもは昨年5月時点で8432人に上ることが文科省の集計で分かった。前年同期と比べ169人少ない。不就学が確認できた人数は増えていたが、公立の小・中学校や、外国人学校での受け入れが進んでいた。ただ、外国人の就学促進に取り組む自治体は減っていた。
 制度上、外国人は義務教育段階の年齢にあっても就学義務はない。希望すれば、小・中学校、義務教育学校に就学できる。文科省は就学を支援すると共に、令和元年度から不就学の外国人数の把握を始めている。

文部科学省

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